宝石が持つ不思議な力
宝石が精神的なパワーを与えてくれる
宝石は地球上で一番小さくて価値のある物質です。
そして、宝石は財産や装飾といったところがクローズアップされがちです。
ですが、人類の歴史の中で宝石には他にも重要な側面を持っていました。
精神的なパワーを与えてくれる物質だという面です。
古来から宝石には、肉体的、精神的に人に影響を与えると考えれていました。
皇帝や英雄などは、宝石をお守りのかわりに身につけ、自分の判断力、運気を高めるために宝石を利用しています。
所持することで、インスピレーションを受ける感覚を研ぎ澄ませてくれたり、勇気を高めリーダーシップを発揮させる存在として重宝されてきました。
宝石には、本質的にこのような力を与えてくれる価値を持つという魅力があります。
もし気になる宝石をあった場合、手にとってみてみるとパワーを感じやすいです。
触れてみると、それまで感じていたモヤモヤした気持ちがスッキリしたり、温かさを感じたりします。
それは、良質な宝石が持っているパワーが人間の心身に良い影響を与えてくれているからです。
宝石の波動が肉体の弱いところを補ってくれる
宝石の持っている力が、精神的だけでなく肉体をも活性化させると信じられています。
その力とは波動エネルギーです。
波動エネルギーとはどのようなものなのでしょうか?
地球上に存在するあらゆるものは原子からできています。
それぞれ原子から構成した物質固有の波動を持っています。
この固有の波動がエネルギーとして影響を与えるのです。
宝石ができるのは、地球内部です。
何億年、何十億年といった長い期間がかかり形成されてきたものです。
最近では、宝石や鉱物が持っている波動エネルギーが医療や物理などの方面で注目されています。
人間の体も一番小さい構成単位まで細かくすると原子の集まりで構成されています。
原子はすべて波動を持っています。
その原子が集まって形作られた人間は、各自一人一人固有の波動を出しています。
それは、地球のエネルギーが結晶してできた宝石を所持することで、地球のエネルギーを取り入れることにもなります。
今の時代は、地球の環境変化による影響で、人間が本来持っている波動も落ちています。
携帯電話や電子レンジなどの日常にある電磁波など、マイナスの波動を浴びてそれがストレスにもなっています。
このような結果、人間が本来もっている原子の形も崩れてきているともいわれます。
人間を構成する原子が乱れてきた結果は、波動の乱れにもつながってきます。
波動が正常な状態であれば、人間の心身が正常な状態に保たれます。
ですが波動が乱れてくれば、精神的や肉体的にも不安定になり何らかの不幸な結果につながってきいきます。
そういったマイナスの結果を防ぎ、人の波動を高めるための力強い味方が宝石なのです。
宝石パワーを測る研究
最近では、科学者や医学者のあいだでも宝石の持つパワーに注目が集まり、研究が盛んに行われつつあります。
一つには「キルリアン装置」を使った実験があります。
「キルリアン装置」は、人体が放出するエネルギーを測ることができます。
手をかざして測ると、指先から放射線にエネルギーが放出されていることがわかります。
そこに高品質のルビーの指輪をつけた場合と外した場合とを比べてみます。
すると指輪をつけた方が、エネルギー量が多いことが判明しています。
その他の実験では、宝石を触れた時に人体への影響を測るものもありました。
測定する人に宝石を持ってもらい、自律神経機能にどのような変化があるかを測定します。
すると、宝石を握る前と後では、身体の各部位で違った反応が得られます。
具体的にルビーを握った場合は、活気に溢れます。
エメラルドを握った場合は、精神的に落ち着きがもたらされます。
このように、宝石の波動エネルギーが人間の心身に影響を与える力があることが判明してきています。
宝石の大きさとパワーの強さ
宝石のエネルギーを受けるには、大きさも関係してきます。
効果が発揮される大きさはとしては、通常0.3カラット以上の色石といわれています。
一般的には、小さな石よりは大きな石、汚れた石よりキレイな石の方がパワーは強い。
ですが、エネルギーの質と石の大きさは関係しません。
宝石も持つエネルギーには、質と量の2つの面があります。
小さくてもエネルギーの質の高い宝石もあるわけです。
パワーの質が高い宝石を身につけると、気持ちの変化を感じます。
人や時によって感じ方は、「熱い」「重い」「ピリピリ」と様々です。
しかしエネルギーが高くで強い石がすべての人に良いものというわけではありません。
その人に合った波動エネルギーの宝石を選ぶことが大切です。
自分のエネルギーよりも強すぎるパワーを持つ宝石をもつことにより、逆に疲れてしまうといったこともあります。
宝石のパワーアップ
宝石のエネルギーで選ぶ時に、カットも重視する必要があります。
それは、カットによって同じ種類の宝石でもエネルギーが変わってくるからです。
悪い研磨の宝石ではエネルギーが低下し、良い形にした場合はアップします。
また掘り出したままの原石よりも、適切な研磨と施した宝石の方がエネルギーがアップします。
宝石の周囲につける枠のデザインによってもエネルギーは変化します。
枠が悪いがゆえに宝石のエネルギーを弱めている場合もあります。
それゆえ、ジュエリーなどを選ぶ場合は、石は気に入っていても枠などが気に入らない場合は、選ばないほうが安全です。
石と枠のバランスが取れていると感じるものを選びましょう。
バランスの取れたものは美しく感じます。
美しさとエネルギーは相関関係にあります。
対象を美しく感じたとしたら、それは自分がそのエネルギーを感じた証拠になります。
反対に嫌だと感じた場合は、自分に合っていないということです。
身につける場所
一番エネルギーを得やすいリングをつける指としては、左手の薬指といわれています。
しかし、人によっては適した指は変わってきます。
また、石の種類によっては適した指が替わることもあります。
適した指を判断するためには、実際に各指につけてみて一番パワーを感じるところが最適な場所となりなります。
イヤリングやペンダントなどを選ぶ場合は、左の手のひらにのせてみて一番力を感じるものを選びます。
宝石を持つといいタイプの人
宝石を持つとよいタイプの人もいます。
それは、感受性の強い人です。
このタイプの人は、マイナスの波動も受けやすいところがあります。
だから宝石のパワーを利用することで、マイナスをブロックしたり、除いたりすることができます。
また、毎日多くの人と会うような人にもオススメです。
出会う人からもらってしまったマイナスを除去するためにも、宝石パワーは有効です。
他にも、美術や音楽などの芸術関係や研究職などの、感性を使う仕事についている方にも有効です。
宝石によって、インスピレーションを受けたり、判断する力が高まったりします。